
三条市下田地区の景勝地・八木ケ鼻の風景
山あいの新潟県三条市下田地区にある道の駅「漢学の里しただ」は、新たな土産品としてクマをかたどった和菓子「くまもなか」を発売した。県内で2023年秋にクマの出没が相次いだことを逆手に取り、誘客に利用する。道の駅のスタッフは「日中、人里を観光で訪れてもらう分には危険は少ない。ぜひ足を運び、購入してほしい」とアピールしている。
もなかの皮は、横向きのクマの全身をかたどっており、北海道の業者から仕入れる。歯ごたえのあるサクサクとした食感で、口の中にくっつきにくいのが特徴だ。
中身の粒あんは三条市内の業者に製造を依頼した。道の駅の加工担当、市川耕太さん(33)は「皮の食感を生かすため水分を抑え、甘さは...
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