燕市の地下水から基準値超の鉛…周辺井戸では「検出されず」　新潟県が追加調査の結果を発表

　燕市燕の工場敷地内の地下水から基準値を超える鉛が検出された問題で、県は１６日、敷地周辺にある井戸を追加調査した結果、鉛は検出されなかったと発表した。

• 燕市の工場敷地内の地下水から基準値超の鉛検出、健康被害確認されず

　追加調査は１１日に実施。周辺の消雪用井戸１地点の地下水を採取したが、鉛は検出されなかった。

　この工場敷地では、工場を運営する製造業者が９月に地下水を採取した際、観測用井戸１地点から基準値（１リットル当たり０・０１ミリグラム以下）を超える１リットル当たり０・０５１ミリグラムの鉛が検出されていた。