
酒に酔った成人女性にわいせつな行為をし、その様子を撮影したなどとして、不同意性交などの罪に問われた新潟県警組織犯罪対策課前次長で元警部の無職の被告(56)=新潟市西蒲区押付=の判決公判が3月14日、新潟地裁であった。小林謙介裁判長は被告に懲役5年6月(求刑懲役7年)を言い渡した。
判決によると、被告は昨年10月6日深夜、新潟市を走行中のタクシー内で、アルコールの影響で同意しない意思を示すことが難しい状態の女性に、2度にわたってわいせつな行為をした。7日未明にかけて女性宅で乱暴な行為をし、その様子をスマートフォンで動画撮影した。
小林裁判長は判決理由で、犯行は「執拗(しつよう)で卑劣。動画撮影...
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