親から遺伝「家族性アルツハイマー病」、新薬の治験を新潟大・東京大研究チームが開始　認知症薬「レカネマブ」と併用

　親から遺伝する「家族性アルツハイマー病遺伝によって引き起こされるアルツハイマー病。国内のアルツハイマー病のほとんどは遺伝に関係ない孤発性で、家族性は患者全体の１％未満とされる。」の原因となる遺伝子変異がある人を対象に、新潟大と東京大の研究チームが、開発中の新薬の効果と安全性を調べる国際臨床試験（治験）を始めたと３月１４日発表した。この新薬は、タウというタンパク質を標的とするもので、製薬大手...