新ごみ処理場に関する債務負担行為などを審査した柏崎市議会の予算決算委総務分科会=3月15日、柏崎市議会
新ごみ処理場に関する債務負担行為などを審査した柏崎市議会の予算決算委総務分科会=3月15日、柏崎市議会

 新潟県柏崎市議会は3月15日、2月定例会議の予算決算委員会総務分科会を開いた。2024年度一般会計当初予算案で、新ごみ処理場の建設費と運営費として、25〜48年度の24カ年に、347億9520万円を限度額とした債務負担行為を設定することへの妥当性について質疑が交わされた。

 債務負担行為は、長期間にわたる事業について、あらかじめ後年度の支出を予算で決めておくもの。

 柏崎市は、ごみの減少で現在の焼却炉が処理能力を持て余す非効率な状態となっていることや、耐用年数を考慮。処理能力を減らすなどした新施設を建設することにした。整備・運営手法は、市の財政負担額が削減できるとして、企業グループに設計や建設、...

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