2023年シーズン、6季ぶりにJ1の舞台に戻ってきたサッカーのアルビレックス新潟。24年シーズンも「アルビLAB(ラボ)」では、リーグ戦で奮闘する選手やチームの戦いぶり、活躍の要因などをデータを用いて振り返ります!

(データはリーグ公認の競技データ「J STATs」による)

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 J1アルビレックス新潟は3月16日の東京V戦で、終了間際に失点し、白星を逃した。ただ、先制されてから逆転し、主導権を握る時間も多かった。攻撃のリズムをつくったのが、ボランチのMF秋山裕紀だ。第4節に出場した選手の中で最多となる120本のパスを出し、成功率は94・2%を誇った。

 時には最終ラインまで引いて、攻撃を組み立てた。敵陣深くでも起点となるパスを出し、FW谷口海斗の同点弾を生むCK奪取に...

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