３５年の歴史に幕を下ろした「すまいるコンサート」＝３月２４日、新潟市西蒲区巻甲
障害のある人らが書いた歌詞に地元のアマチュア音楽家が曲を付けて披露する「すまいるコンサート」が３月２４日、新潟市西蒲区巻甲の巻ふれあい福祉センターで開かれた。障害者と健常者の絆を深めようと１９８９年に始まったイベントは、主催するスタッフらの高齢化などにより今回が最後。訪れた人は、歌詞とメロディーを心に刻むように聞き入っていた。
コンサートは、地元のアマチュア音楽家らでつくる実行委員会が企画。これまで４００以上の楽曲が生まれ、今回は新潟県内外から１５作品の歌詞が寄せられた。
この日は、約１００人が会場を埋めた。障害のあることに対して感じている葛藤や、さまざまな人との出会いで成長できたエピソード...
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