
上越市役所
公共施設の適正配置を進める新潟県上越市は3月25日、所有する市内の四つの日帰り・宿泊温浴施設について、民営化を検討する方針を公表した。2024年度に公募型プロポーザル方式で民間事業者から施設の活用方法を募り、施設の譲渡や貸し付けに向けた手続きを進める。
市は人口減少や施設の老朽化に伴う修繕、更新の費用による財政逼迫(ひっぱく)などを理由に公共施設の再編を進めている。
民営化を検討する施設は、くわどり湯ったり村(皆口)と、牧湯の里深山荘(牧区宇津俣)、柿崎マリンホテルハマナス(柿崎区上下浜)、板倉保養センター(板倉区久々野)の4施設。いずれも現在は指定管理者が運営している。
10年以上現在の機...
残り186文字(全文:486文字)