
バックカントリーやスキー場コース外でのスキー、スノーボードによる遭難事故が、今年に入って過去最悪のペースで多発していることが3月28日、新潟県警のまとめで分かった。1月〜3月27日の約3カ月間で18件に上り、直近8年間で最悪だった2023年と並んだ。昨年なかった死亡事故も起きて外国人客を含む3人が亡くなっており、関係者は注意を促している。
県警によると、バックカントリーやコース外での滑走による遭難事故は、この約3カ月間で18件25人に上った。同様の統計がある16年以降で、件数は昨年と並び最多、死者・行方不明者は2番目に多かった。統計は年単位でまとめられており、24年はまだ増える可能性がある。...
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