コーヒー豆の販売準備をするあめのちはれの利用者=南魚沼市二日町
コーヒー豆の販売準備をするあめのちはれの利用者=南魚沼市二日町

 新潟県南魚沼市二日町の障害者就労継続支援施設「あめのちはれ」は、施設利用者が焙煎(ばいせん)やブレンドしたコーヒー豆の販売を始めた。施設利用者に新しい仕事を提供しようという取り組みで、商品を販売するのは初めて。今後も利用者が挑戦できる仕事を増やしていくことで、やりがいの提供や社会参加を支援する。

 あめのちはれは、南魚沼市内で美容室を運営する「SolveWork(ソルヴワーク)」が2021年に開業した。現在、南魚沼市を中心に約30人が通い、生活雑貨の包装や、食品用パッケージのラベル貼りなどを行っている。

 コーヒーの販売は施設職員のアイデアがきっかけ。外部からの受注が主な仕事だったものの、23年...

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