
小俣正吾さんが撮影したポン・ブルックス彗星。1分間露光した15枚を重ね合わせた=3月27日、午後7時30分ごろ、村上市
太陽の周りを約71年の周期で公転するポン・ブルックス彗星(すいせい)が地球に接近し、新潟県内の天文愛好家らが撮影に成功している。県内でも4月10日過ぎまで、晴れた日であれば日没後の西の空で観察できるという。
ポン・ブルックス彗星は、1812年にフランスで発見された。国立天文台によると、現在は4等級程度の明るさで肉眼での確認は難しいが、双眼鏡などを使えば観察できる。日没後の西の空で最も明るく見える木星の...
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