
電柱に防犯灯を設置する中条高校の生徒ら=胎内市
夜間でも安全な通学路を確保しようと、中条高校(胎内市東本町)で地域産業について学ぶ生徒らが、地元の企業と中学生の協力を得て、市内の横断歩道などに防犯灯を設置した。
防犯灯を設置したのは中条高3年の平田美里さん(18)、益子晶さん(18)、小田憧真さん(18)、本間秀さん(17)の4人。
電気工事士の資格取得に向けて勉強していた小田さんと本間さんは「学んだことを地域に還元できないか」と考えていた。友人の平田さんと益子さんの「部活の帰りは道が暗く、不安だ」との訴えから、通学路への防犯灯の設置を思い付いた。
4人は市外から通学している。「もっと地元に詳しい中学生の声も反映させよう」と高校近くの中条中にも呼びかけた。...
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