きらびやかな装束を着た子どもたちが歩いた稚児行列=4月7日、上越市の高田城址公園
きらびやかな装束を着た子どもたちが歩いた稚児行列=4月7日、上越市の高田城址公園

 新潟県上越市の高田城址(じょうし)公園で4月7日、釈迦(しゃか)の誕生を祝う伝統行事「花祭り法要」があり、稚児行列などが行われた。公園内の桜は五分咲き程度だったが、きらびやかな装束をまとって練り歩く子どもたちの笑顔は満開だった。

 花祭りは4月8日のお釈迦様の誕生日を祝う行事。浄土真宗を中心とする市内の寺院でつくる高田仏教会が法要を主催し、100年ほど前から行われている。

 稚児行列には市内の3〜8歳の13人が参加。地元町内会の役員や小学生らが引く台車に先導され、紫や赤、緑の装束を着て歩いた。公園内の釈迦堂に着くと、僧侶に続いて釈迦像に手を合わせ、甘茶を掛けてお祝いした。

 花見客からは「かわいい...

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