新潟県村上市は4月18日、村上市檜原(ひばら)の旧・市ごみ処理場の土壌から基準値を上回る鉛と鉛化合物が検出されたと発表した。過去に埋め立てられたごみ焼却の残りかすに起因するものとみられる。近くに飲用の井戸はなく、健康被害は寄せられていない。

 市環境課によると、ごみ処理場の解体工事に伴う土壌調査で判明したもので、15地点から溶出量と含有量についてそれぞれ25サンプルの土壌を採取し、うち溶出量は5サンプルで、含有量は1サンプルで基準値を上回って検出された。検出数値は土壌溶出量で、基準値(1リットル当たり0・01ミリグラム以下)を...

残り81文字(全文:347文字)