駅弁を受け取る高齢者施設の入居者ら=南魚沼市八幡
駅弁を受け取る高齢者施設の入居者ら=南魚沼市八幡

 新潟県内の駅弁業者7社でつくる「日本鉄道構内営業中央会新潟支部」は南魚沼市内の福祉施設6カ所に、駅弁約120個を贈った。さまざまな種類の駅弁を、お年寄りらが笑顔で受け取った。

 鉄道で旅行する機会が少ない高齢者らに、旅気分を味わってもらおうと、同支部が毎年、駅弁の日の4月10日に新潟県内の福祉施設へ駅弁を届けており、今年は南魚沼市の施設を訪れた。

 南魚沼市八幡の高齢者施設「うららか」には、弁当箱が雪だるまの形をした「雪だるま弁当」や、県産米やもち豚を使った「もち豚まいたけ弁当」など10種約20個を贈った。入居者の女性(92)は「鉄道の旅をあまりしてこなかったので、食べるのが楽しみ。肉も魚もどち...

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