
道路舗装大手のNIPPO(東京)は4月20日、国土交通省や東日本高速道路、中日本高速道路から請け負った舗装補修工事など計21件で契約に反し、新品ではなく再生材料を混ぜたアスファルトで施工していたと発表した。新品と比べ品質が安定しない場合がある。国交省が調査を求めており、NIPPOが耐久性などを調べている。
NIPPOによると、再生材料入りを使っていたのは、東北自動車道(対象工事は福島県の郡山管内)や横浜横須賀道路(京浜管内)、上信越自動車道(長野管内など)、関越自動車道(新潟県の湯沢管内)、北陸自動車道(新潟県の上越管内、富山管内)に加え、埼玉、東京、神奈川、新潟、富山、三重、大阪、広島各都...
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