魚沼醸造の商品に関心を寄せる中国の食品関連業の視察団＝魚沼市十日町
日本の食品の冷蔵技術や加工技術を学ぶため、中国の食品関連業の視察団が新潟県魚沼市を訪問した。市内の企業は、雪室貯蔵技術の紹介や、魚沼産米から作った米こうじの試食会などを通して、地域の食の魅力をＰＲした。
視察団は、北京や福建省などで食品加工業や飲食店、食品関連設備の輸入業者ら５社６人。国内企業との取引があり、毎年視察に訪れている。４月８〜１３日に来日し、新潟市のピア万代や首都圏の食品加工工場や物流センターを訪問。魚沼市の視察は１１〜１３日にあり、１２日は市内で宿泊した。
４月１１日は魚沼市十日町の魚沼醸造で、雪室貯蔵庫や、米こうじの製造過程を見学した。中国では甘酒が飲まれていないといい、米こ...
残り240文字（全文：540文字）
