
賃上げなどを訴え、デモ行進するメーデー参加者=4月27日、新潟市中央区
新潟県内最大の労働団体、連合新潟の第95回県中央メーデーが4月27日、新潟市中央区で開かれた。止まらぬ物価高や人手不足が問題となる中、参加した労働者はデモ行進し、賃上げや職場の環境改善を訴えた。
中央区の万代島多目的広場(通称・大かま)で開かれた式典と、デモ行進には約1200人(主催者発表)が参加した。
連合新潟は今春闘で2023年以上の賃上げ実現を掲げている。最新の集計では23年の同時期を上回っているが、大企業と中小企業の格差も出ている。式典で連合新潟の小林俊夫会長は「人への投資が不可欠だという認識が広がってきているが、規模による格差もある。安心して働き、暮らせる社会にするため心を一つに行...
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