栽培管理システムを導入した結果の報告があった研修会=長岡市今朝白2
栽培管理システムを導入した結果の報告があった研修会=長岡市今朝白2

 農業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めているJAえちご中越(長岡市)は2025年度、稲作の現場で人工知能(AI)を使った栽培管理システムの活用に取り組んだ。4回目の研修で、システムを導入した生産者が成果を報告し、26年度以降も農業DXの拡大を目指すことを確認した。

 JAえちご中越は生産性の向上を目的に、人工衛星画像とAIで、田んぼの地力や稲の生育分析ができる栽培管理システムの活用を生産者に勧めている。システムに登録した生産者の田んぼの情報をJAが共有し、適切な営農指導につなげる狙いだ。

 4月から3回にわたり、生産者や指導員向けにシステムの講習を実施し、25年度はシステムを導入し...

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