
「全国こども食堂支援センター・むすびえ」の湯浅誠理事長が講演したセミナー=4月25日、新潟市中央区
新潟県内自治体の首長や幹部職員らが子どもの居場所づくりについて理解を深めるセミナーが4月25日、新潟市中央区の県自治会館で開かれた。認定NPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」(東京)の湯浅誠理事長が講演し、「居場所づくりは地域づくり。住民自治の活動に対し行政は後方支援をしてほしい」と求めた。
セミナーは、むすびえと一般社団法人・地方行財政調査会(東京)が全国各地で開催し新潟県は3カ所目。県と県内全30市町村が参加した。
むすびえなどの調査によると、子ども食堂の数は年々増えて2023年は全国で9132カ所と、中学校数と並ぶほどになった。新潟県内では25市町村の151カ所が確認されて...
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