弥彦村が２０２４年度に通年運行する自動運転バス。左が新たに導入された２台目＝４月１２日、弥彦村矢作
新潟県弥彦村は４月３０日、新たに１台稼働させる予定だった自動運転の電気自動車（ＥＶ）バスに車両トラブルがあったため、３０日の運行開始を取りやめた。村は５月７日にも運行を始めたいとしている。
村は２月の実証実験を皮切りに、自動運転バス１台を定期運行している。４月３０日からは１台を追加し、村役場－井田上（いだかみ）児童バス停（片道２・５キロ）に走らせる予定だった。数日前から車両の電気系統が不調となり、復旧が間に合わなかった。
村総合政策課の宇野誠課長は「運行を待ち望んでいた人に申し訳ない。万全の体制を築き、スタートさせたい」と話した。
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