実証実験がスタートし、乗客を乗せて走る自動運転のEVバス「ミコぴょん号」=2月2日、燕市吉田本所
実証実験がスタートし、乗客を乗せて走る自動運転のEVバス「ミコぴょん号」=2月2日、燕市吉田本所

 新潟県弥彦村は2月2日、自動運転の電気自動車(EV)バスを使った実証実験を始めた。初日はトラブルもなく順調に運行し、EVバス「ミコぴょん号」が村内外の乗客を運んだ。実証実験は29日までの予定。村は実験後のEVバスの運行も検討しており、4月からの本格導入を目指す。

 弥彦村は、公共交通の空白区の解消と、将来的な観光誘客を目的に実証実験に取り組む。最高時速20キロ、8人乗りのバスを、緊急時対応のオペレーターが同乗する自動運転「レベル2」で運行する。期間中の月・火・金曜に1日4往復し、無料で乗車できる。

 路線=下の地図参照=は、村役場-JR越後線北吉田駅間(片道5・7キロ)で、バス停は9カ所。村役場...

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