実証実験を前に試乗体験が行われ、公道を走行する「ミコぴょん号」=1月30日、弥彦村矢作
実証実験を前に試乗体験が行われ、公道を走行する「ミコぴょん号」=1月30日、弥彦村矢作

 新潟県弥彦村は、2024年春に本格導入を目指す自動運転による電気自動車(EV)バスの運行実証実験を2月2日に始める。自動運転車両の導入は、住民や観光客の利便性向上を図ろうと、村が準備を進めている。実験開始を前にした1月30日には、村内で出発式と試乗体験が行われ、関係者らが一足先に乗り心地を体験した。

 国土交通省北陸信越運輸局によると、新潟県内で公道を使った実証実験は長岡市山古志地区、佐渡市に次いで3例目で、実走を見据えた実験は初めて。

 実証実験は、ルートが弥彦村役場-JR越後線北吉田駅。期間は2月2〜29日までの月・火・金曜日。8人乗りEVバスが1日4往復する。最高時速は20キロで、自動運転...

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