あでやかな衣装に身を包んだ子どもたちによる稚児行列=3日、十日町市本町3
あでやかな衣装に身を包んだ子どもたちによる稚児行列=3日、十日町市本町3

 着物の街をPRする新潟県十日町市恒例の「きものまつり」が5月3日、十日町市の中心市街地で開かれた。新型コロナウイルスの影響で中止が続いていた伝統行事の稚児行列が5年ぶりに復活。着物姿で街をそぞろ歩く人たちとともに、きらびやかな衣装に身を包んだ子どもたちが、春の一日に彩りを添えた。

 まつりは2022年に復活したが、子どもたちが参加する稚児行列は2020年から4年連続で中止となっていた。

 稚児行列には2〜10歳の男女92人が参加。両親に手を引かれたり、友達と手をつないだりして、歩行者天国となった商店街の通りなど約700メートルを歩いた。快晴の下、冠を頭に載せて一生懸命歩く姿に、沿道からは「かわい...

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