弥彦村が導入した2台目の自動運転バス。公共交通の空白域だった村役場-井田上児童バス停を走る=5月7日、同村井田
弥彦村が導入した2台目の自動運転バス。公共交通の空白域だった村役場-井田上児童バス停を走る=5月7日、同村井田

 新潟県弥彦村は7日、自動運転の電気自動車(EV)バスを新たに1台稼働させ、公共交通の空白域だった村役場-井田上児童バス停(片道2・5キロ)で定期運行を始めた。既に村役場-JR越後線北吉田駅(片道5・7キロ)で運行している車両と合わせ、村の計画していた2台体制が整った。

 村は2月、実証実験として自動運転バス1台を導入し、3月から定期運行に移行。月火金曜日に村役場-北吉田駅を1日4往復している。

 2台目は4月30日に運行を始める予定だったが、車両トラブルのため延期し、5月7日に仕切り直した。運行する曜日は1台目と同じで、村役場-井田上児童バス停を1日5往復する。

 運行初日、農村部の井田上児童バス...

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