
渡邊洋治が設計した「斜めの家」の洋間。渡邊作品の設計図や地元作家の作品が展示されている=上越市
独特のデザインから「異端」とも称された新潟県上越市出身の建築家、渡邊洋治(1923〜83年)が設計した市内の住宅「斜めの家」が修復を終え、民泊施設として生まれ変わった。2024年内はクラウドファンディング(CF)で修繕資金を提供した人を泊め、一般客の宿泊は25年以降となる予定。再生に携わった関係者は「奇抜なデザインの中に雪国の文化や生活が感じられる建物に泊まり、魅力に触れてほしい」と話している。
直江津に生まれた渡邊は、...
残り683文字(全文:933文字)