日本文理-東京学館 八回、宇野純平がソロ本塁打を放ち、1-0=長岡市悠久山(長岡支社・芳本卓也)
日本文理-東京学館 八回、宇野純平がソロ本塁打を放ち、1-0=長岡市悠久山(長岡支社・芳本卓也)
開志学園-六日町 六回、途中で登板した開志学園の3番手山﨑虹輝が捕手の山浦雄駿と言葉を交わす=長岡市悠久山球場
開志学園-六日町 七回、一死、左前に安打を放ち一塁へ走る主将岡崎伶=長岡市悠久山球場

 [日本文理 6-0 東京学館]豪快な一振りで両者無得点の均衡を破った。日本文理の宇野純平が八回に先制点をもたらすソロ本塁打を放った。打った瞬間「行ったと思った」。打球の行方を確認すると、右拳を突き上げた。

 お互い一歩も譲らず、0-0で迎えた八回。先頭打者の宇野は「自分が出塁して、まず1点入れる」と気合を入れ、狙っていた直球をスイング。打球は大きく伸びて右翼スタンドへ。自力で待望の1点を奪ってみせた。

 延長十回タイブレークの末、2-1で勝利した8日の4回戦。好投した投手陣を打線で十分にカバーできず、捕手でもある宇野は後ろめたさを感じていた。「今日は俺が絶対に勝たせる」。先制の本塁打は強い覚悟の...

残り684文字(全文:984文字)