日本文理-帝京長岡 4回2死一、三塁、日本文理の杣木健人が左前に適時打を放ち、1-2=5月12日、長岡市悠久山
日本文理-帝京長岡 4回2死一、三塁、日本文理の杣木健人が左前に適時打を放ち、1-2=5月12日、長岡市悠久山
帝京長岡-日本文理 6回裏、日本文理無死、滝澤友陸が中越え三塁打を放つ=長岡市悠久山

 [帝京長岡4-2日本文理]打ち勝つ日本文理を見せられず、秋春連覇を逃した。好機での凡退が目立ち、奪えたのは2得点。帝京長岡の攻撃を目の当たりにした鈴木崇監督は「うちがしなくてはならないことをされてしまった」と話した。

 24得点を奪い、乱打戦を制した秋季大会後も、攻撃力強化は怠らなかったが、成果を発揮できなかった。四回に適時打を放った杣木健人も「まだまだ甘い。練習から本番を意識しないと」と危機感を強めた。

 六回に同点に絡む三塁打を放った滝澤友陸も反省を口にした。初回と八回には、好機で三振と遊直に倒れた。「ヒットを打っていれば展開が違っていた」。準決勝までチームトップの8打点を挙げていた好打者で...

残り323文字(全文:623文字)