新潟県内高校スポーツの頂点を争う第77回県高校総合体育大会が5月21日、陸上などを皮切りに始まる。多くの競技は7、8月、福岡など北部九州4県を中心に行う全国高校総合体育大会(インターハイ)の予選を兼ねる。6月下旬に開催する水泳を除く各競技の戦いを展望する。

<1>陸上、テニス、ゴルフ、ハンドボール、バスケットボール、ソフトテニス、卓球
<3>柔道、空手、剣道、弓道、なぎなた、少林寺拳法
<4>ボクシング、レスリング、相撲、フェンシング、ボート、カヌー、ウエートリフティング
<5>体操、新体操、自転車、登山、アーチェリー、ダンス

◆[サッカー]男子・プレミアリーグ参戦の帝京長岡が優勝候補
女子・開志学園JSCと帝京長岡が頂点争う

 3連覇を狙う帝京長岡が優勝候補。今季から初参入した、高校生年代最高峰のプレミアリーグ日本サッカーの18歳以下、高校生年代の最高峰リーグ。全国のクラブユースや高校の強豪24チームが東西各12チームに分かれ、年間通してリーグ戦を行う。2024年は新潟県の帝京長岡高校が初参戦し、西地区に所属。新潟県勢としては2016年のアルビレックス新潟U-18以来、8年ぶりの参戦。下部リーグは各地域のプリンスリーグで、毎年昇降格がある。では、高い攻撃力で4位と躍進。パスワークにも優れ、FW安野匠らがゴールに迫る。

 運動量が豊富な開志学園JSC、昨年準優勝の日本文理、攻守にバランスが取れた...

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