富山県で6月1日に開幕する第150回北信越高校野球大会の組み合わせ抽選が5月23日、富山県で行われた。新潟県の帝京長岡は6月1日に県営富山野球場で、氷見(富山3位)と1回戦を戦うことが決まった。開催県の富山代表4校と各県の1位校の計8校が、北信越の頂点を争う。
帝京長岡は3季連続の出場。新潟県大会は全6戦で4投手が投げ、失点はわずか2だった。最速144キロの主戦茨木佑太を軸に層が厚い。茨木は打線でも4番を務める。中軸の渡邉侑耶と有馬凛空は打率が4割を超え、長打力がある。
氷見は昨春、21世紀枠で選抜高校野球に出場した。春の県大会準決勝では主戦北野伯篤が終盤まで登板せず、5-11で優勝した富山商に敗れた。好機で着実に得点を重ねる打線が特長だ。
順調に日程が進めば、準決勝は6月2日、決勝は4日に富山市民球場で行う。
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