新潟県は5月29日、子育て支援と空き家対策を兼ねて2024年度から行う「にいがた安心こむすび住宅推進事業」について、住宅の改修工事や販売を行う事業者の募集を6月6日に始めると発表した。受け付けは約1カ月間。補助対象となる住宅に関しては、築10年以上で空き家であることなどの要件を設けた。販売は秋以降になる見通し。

 事業では中古住宅を再販する新潟県内事業者に対し、県が改修費用などを最大で300万円補助し、子育て世帯や若者夫婦世帯に補助分を値引きして販売してもらう。新潟県の気候に合わせた省エネ住宅「雪国型ZEH(ゼッチ、ネット・ゼロエネルギー・ハウス)」に改修する場合、さらに50万円の補助が上乗せ...

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