
県警機動隊レンジャー部隊の新人隊員がヘリを使い、要救助者を収容する訓練=31日、新潟市東区の新潟空港
本格的な夏山登山シーズンを控え、新潟県警航空隊と機動隊レンジャー部隊は5月31日、新潟市東区の新潟空港でヘリコプターによる合同救助訓練を公開した。2024年春にレンジャー部隊に配属された隊員7人が、要救助者を一刻も早く引き上げるための手順を確認した。
訓練は新人隊員養成のため、毎年この時期に行っている。手を振って助けを求める要救助者役にヘリで近づき、隊員が地上に降下。ヘリが起こす風とごう音の中、隊員は要救助者の容体を確認しながら抱きかかえたり担架に乗せたりして、迅速にヘリへとつり上げた。
市川勇樹巡査長(24)は「これまでの訓練の成果を発揮し、素早く担架を組み立て、丁寧に要救助者を運べた。救...
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