新緑の中でフルートとピアノの演奏を楽しんだブナ林コンサート＝南魚沼市大倉
新潟県南魚沼市の八海山麓にある「おおくらの森ブナ林公園」は、地元住民らが維持や管理などに取り組んで２０年になった。公園の活用を目的に年に１回開いてきた手作りコンサートが６月、新型ウイルス禍による中止を経て５年ぶりに開かれ、新緑の林に２０年の活動をねぎらう音色が響き渡った。
ブナ林公園で遊歩道の清掃などに取り組むのは、地元の大倉集落の住民有志らでつくる「八海山おおくらの森協議会」で、現在は２０人ほどで活動している。
公園は新潟県が２００３年に整備した。集落の住民らは、公園の維持・管理のため協議会を設立。地域の子どもたちと５００本のブナを植樹したほか、散策に訪れる人が多い大型連休やお盆などに合わ...
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