
持ち帰り用に焼き上げられた「瓢亭」のウナギ=新潟市中央区
7月24日は土用の丑(うし)の日。新潟市中央区古町通8のウナギ料理店「瓢亭」では23日、一年で最も忙しい時期を迎え、店主らが汗だくになりながら次々とウナギを焼き上げていた。
瓢亭では今年、店内とテイクアウトのいずれも、売れ行きが例年の同時期に比べて4〜5倍だという。「暑い日が続き、疲労回復などを求めているのではないか」と同店。物価高で7月にやむなく値上げしたが、お盆ごろまで予約が入っている。
ウナギは静岡県の浜名湖産などを使用。竹串に刺して15分ほど蒸して身をやわらかくした後、炭の上で焦げないよう丁寧に焼く。炭の香ばしさで風味を引き立たせている。
5代目の川崎晴久さん(38)は「今年も酷暑だ...
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