
出力制御に対する県の対応状況などについて語る花角英世知事=7月24日、県庁
花角英世新潟県知事は7月24日の定例記者会見で、発電量が需要を上回る際に行われる再生可能エネルギーの「出力制御」の実施回数が、新潟県でも大幅に増加していることについて「残念ながらもったいないことだ」と述べ、大手電力会社に対し、影響の低減に向けた対策に力を入れるよう求めた。
東北電力ネットワーク(仙台市)によると、2024年4〜6月に新潟県の太陽光向けに実施された出力制御の回数は再エネの普及などで21回となり、前年同期の11回から倍近く増加している。花角知事は「技術的にはしょうがないのだろうが、発電事業者の立場から見ればつらい、というのはある」との見方を示した。
県企業局が運営する太陽光発電所...
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