
新潟県議会本会議場
花角英世知事が東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を容認し、県議会に信任、不信任を委ねたことを巡り、県議会第2会派で国政野党系の未来にいがた(9人)が、知事に対する不信任決議案を提出しない公算が大きいことが15日、分かった。提出しても否決される可能性が高く、結果的に信任を与えてしまう形になる。会派内では県議会に信任、不信任を諮ること自体が不適切だと批判しつつ、不信任案提出も「知事の思惑通りになる」との見方がある。
知事判断を尊重するとしている自民党(32人)は過半数を占めており、自民は花角知事の判断を信任する付帯決議案を提出する見通し。一方、県政野党が不信任決議案を提出するかどうかも注目されており、...
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