新潟市の夏の風物詩「新潟まつり」が8月9日に開幕しました。約9000人が参加する大民謡流しを皮切りに、11日夜の花火大会まで様々な行事が行われ、市中心部が熱気に包まれます。新潟市は1月の能登半島地震で、西区を中心に被災しました。ことしの新潟まつりのスローガンは「震災をのりこえる すごいぞ!新潟」。多くの人にまつりを楽しんでもらい、地震に負けない市民の強さとまちの元気を発信します。(行事の日時や内容は変更になる場合があります)

 各日の行事は以下の通りです。

【8月11日(日)】

住吉行列  10:00~ 古町地区・上大川前通4番町出発
13:00~ 古町地区・本町通8番町出発
14:10~ 学校町通2番町出発
お祭り広場 10:00~17:30 古町ルフル広場
花火大会 19:20~20:20 昭和大橋周辺

 フィナーレを飾る11日の花火大会では、スターマインやバーチャルアイドルと音楽花火のコラボレーション企画があり、柳都の夜空をにぎやかに彩ります。

 打ち上げ場所は信濃川下流の昭和大橋周辺。昭和大橋から八千代橋のやすらぎ堤両岸では当日午後、10店余りの出店が設けられます。一般向けの有料観覧席はなく、専用の駐車場もありません。

 例年、多くの人がやすらぎ堤で花火を見ますが、萬代橋から昭和大橋の間の区間は、午後6時以降の立ち入りが規制されます。この区間で花火を見たい場合は、午後6時までに行くようにしましょう。

2023年の新潟まつり最終日を彩った花火=新潟市中央区

 花火の打ち上げ場所周辺は高いビルが少なくありません。中心市街地から離れた小高い場所から見るのも選択肢の一つです。

 荒天の場合は中止となり、順延はしません。

 打ち上げ場所や会場周辺の通行止め区間、仮設トイレの位置などは次の通り。

【8月9日(金)】...

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