県カーボン・オフセット制度の協定書を結んだ鈴木康之副知事(右)と三井住友ファイナンス&リースの一瀬隆治理事・東日本営業本部長=8月22日、県庁
県カーボン・オフセット制度の協定書を結んだ鈴木康之副知事(右)と三井住友ファイナンス&リースの一瀬隆治理事・東日本営業本部長=8月22日、県庁

 新潟県は8月22日、総合リース業の三井住友ファイナンス&リース(東京)と、温室効果ガスの排出量削減を目指す「県カーボン・オフセット制度」の協定を締結した。三井住友ファイナンス&リースは制度のコーディネーターとして、取引先に温室効果ガスの排出削減量に見合った「クレジット」の購入を積極的に紹介し、企業と森林整備を進める団体との橋渡し役を務める。

 県のカーボン・オフセット制度は2009年度にスタート。森林整備などで二酸化炭素(CO2)吸収に取り組むため、県内の6市町でプロジェクトが進んでいる。

 23年度末でCO2吸収量約4万1千トン分が「クレジット」として発行され、そのうちの約1万8千トン分が県内...

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