
長岡高専を視察後、報道陣の取材に答える小泉進次郎氏=9月11日、長岡市
9月12日に告示される自民党総裁選(9月27日投開票)を前に11日、立候補表明した小泉進次郎元環境相が新潟県を訪れ、政府が再稼働東京電力福島第1原発事故を踏まえ、国は原発の新規制基準をつくり、原子力規制委員会が原発の重大事故対策などを審査する。基準に適合していれば合格証に当たる審査書を決定し、再稼働の条件が整う。法律上の根拠はないが、地元の自治体の同意も再稼働に必要とされる。新潟県、柏崎市、刈羽村は県と立地2市村が「同意」する地元の範囲だとしている。を目指す東京電力柏崎刈羽原発新潟県の柏崎市、刈羽村にある原子力発電所で、東京電力が運営する。1号機から7号機まで七つの原子炉がある。最も古い1号機は、1985年に営業運転を始めた。総出力は世界最大級の約821万キロワット。発電された電気は関東方面に送られる。2012年3月に6号機が停止してから、全ての原子炉の停止状態が続いている。東電が原発を再稼働させるには、原子力規制委員会の審査を通る必要がある。7号機は2020年に全ての審査に「合格」したが、安全対策を施している最中で、再稼働していない。について「避難対策など現場が求める要望を政府全体として対応していく。安全対策をして地元の理解を経て、必要であれば再稼働をやっていかなければいけない」との考えを示した。
長岡市で農業生産法人や長岡高専を視察後、報道陣に答えた。小泉氏は環境相在任時も...
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