
新潟地裁
新潟県下越地方の空き家を狙った侵入窃盗をしたとして、窃盗と邸宅侵入などの罪に問われたいずれもベトナム国籍で住居不定、無職の34歳と36歳の両被告の判決公判が9月25日、新潟地裁であった。塚本友樹裁判官は求刑通り、34歳の被告に懲役3年、36歳の被告に懲役2年6月=いずれも執行猶予4年=を言い渡した。
判決によると、両被告は共謀して2023年10月上旬ごろから、換金して現金を得る目的で下越地方の空き家6軒に侵入し、貴金属やスニーカーなど時価計96万3千円相当の物品60点を盗むなどした。
塚本裁判官は判決理由で、事前に空き家の目星を付けるなどした両被告の犯行は計画的で悪質と非難。...
残り158文字(全文:450文字)