
子育ての駅千秋「てくてく」を利用する親子ら。市長選では、子育て支援を巡って論戦が交わされている=長岡市千秋1
10月6日投開票の新潟県の長岡市長選には、現職の磯田達伸氏(73)と、新人で会社役員の高橋宏幸氏(55)の2人が立候補し、子育て支援の重視を公約に盛り込んでいる。市内の子育て世代や支援団体は、近年の物価高などを踏まえ、子育て支援策についての論戦を求める。
長岡市内には「てくてく」(千秋1)や「ぐんぐん」(千歳1)など、子育て支援施設が13カ所あり、保育士が子育ての相談に応じ、子どもを遊ばせることができる。平日の昼間でも多くの親子連れが訪れて、子どもの元気な声が響く。
「こういった施設があって、本当に便利。自宅より広く、子どもを伸び伸び遊ばせることができる」。週4日ほど「ぐんぐん」を利用すると...
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