
「独り芝居 三島由紀夫 招魂の賦」のチラシを手に、作品への思いを語る本多菊雄さん=三条市須頃2
新潟県燕市出身の俳優、本多菊雄さん(59)による舞台「独り芝居 三島由紀夫 招魂の賦」が10月11、12日、燕市の吉田産業会館で開かれる。中学校の同級生らの協力もあり実現したもので、本多さんにとって故郷での公演は初めて。「多くの人に足を運んでほしい」と呼びかけている。
本多さんは旧吉田町生まれで、吉田中から巻高に進学。2年生の時に三重県の学校に転校し、以来、長く県外で過ごしてきた。
学生時代、演劇のワークショップに参加したことで役者を志すようになった。吉田鋼太郎さんが主宰する劇団に入り、シェークスピア作品を中心に活動を続けながら、映画やCMにも出演してきた。
一人芝居は今回が3作品目。作家三...
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