
水球の第100回日本選手権が10月12日、新潟県柏崎市の柏崎アクアパークで開幕する。新潟県開催は11年ぶりで、県勢はブルボンウォーターポロクラブ柏崎(ブルボンKZ)の男女が挑む。男子は6年ぶり3回目の優勝に照準を合わせ、女子は8年ぶりのメダル獲得を目指す。地元の声援を背に、節目の大会での活躍を期す。
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男子のブルボンKZは、専大との初戦を突破すると、準決勝で日体大との対戦が濃厚だ。日体大には2年連続で準決勝で敗れており、雪辱を果たしたい。決勝では、5連覇中のイカイKingfisher74との対戦が見込まれる。
パリ五輪代表3人のうち、ドイツでプレーする新田一景は初戦に合わせて帰国予定。イタリアでプレーする稲場悠介は、大会最終日に合流する。五輪代表のGK棚村克行を中心とする守備から好機をつくりたい。
女子のブルボンKZは初戦で強豪のNSSUクラブと当たる。ブルボン勢中心で臨んだ国民スポーツ大会は、予選リーグで敗退したが、優勝した千葉に8-7で勝利するなど健闘した。千葉戦同様、ロースコアに持ち込み勝利を目指す。
ブルボンKZの10月12日の初戦は、男子が午後4時半、女子が正午から。入場無料。
◆今大会で引退のブルボンKZ女子・小出未来「全力尽くしたい」
東京五輪女子代表で、ブルボンKZを長年引っ張ってきた32歳のベテラン小出未来...
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