
2022年北京五輪のスノーボード男子ハーフパイプ決勝で「トリプルコーク1440」を決める平野歩夢(共同)
来年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪では、日本勢の卓越した技術への注目も大きい。究極の「技」を取り上げる。
2022年北京五輪のスノーボード男子ハーフパイプ(HP)。平野歩夢(TOKIOインカラミ・村上市出身)は軸を斜めに縦3回転、横4回転する大技「トリプルコーク1440」にこだわり、悲願の頂点に立った。当時実戦で決めたのは平野歩のみで代名詞となったが、扱える選手は年々増加。今季はトリプルコーク1440を超える技が表彰台への鍵を握りそうだ。
北京五輪銀メダルのスコット・ジェームズ(オーストラリア)らは既に習得しており、日本勢でも戸塚優斗(ヨネックス)と平野流佳(INPEX)が昨季、大会で初成功...
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