スキーヤーらの事故によって冬季に急増する救急医療に対応しようと、南魚沼市民病院は、新潟県南魚沼市石打の石打丸山スキー場に付属の診療所を、冬季限定で開設する。開設期間は12月下旬から来年3月下旬までの予定。

 15日に開かれた市議会社会厚生委員会で市が説明した。スキー場の多い南魚沼市と隣の湯沢町には毎冬、県内外から多くのスキーヤーらが訪れ、事故も多数発生することから、冬季は救急医療の対応が増える。

 診療所は、昭和大学医学部整形外科学講座が石打丸山スキー場で2019年まで運営していた建物を、そのまま使用する。昭和大から医師2人が派遣され、診療所と市民病院にそれぞれ配置する。

 市は来年度以降も、冬季...

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