新潟県は10月29日、阿賀野市で23日に回収したオオタカ1羽の死骸から、環境省の遺伝子検査でA型鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたと発表した。環境省はオオタカを回収した地点の半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定し、県が区域内の監視を強化する。

 野鳥から鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたのは、県内では今季2例目。高病原性かどうかは30日以降に判明する見込み。県によると29日夕方までに、重点区域内にある養鶏場で異常は確認されていない。

 新潟県内では26日、上越市の養鶏場1カ所で高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されている。県畜産課は「野鳥、養鶏場とも今季は早い段階で鳥インフルが発生...

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