
新潟県が開いた鳥インフルエンザ対策本部会議=10月26日、県庁
[続報]上越市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザ、殺処分を開始
新潟県は10月25日、上越市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が確認されたと発表した。簡易検査を実施したところ、陽性反応が出た。遺伝子検査で陽性が確認されれば、26日に殺処分を開始する。陽性の場合、県内養鶏場での発生は今季初で、北海道、千葉県に続き全国3例目となる。
県によると、25日午後5時前、この養鶏場から上越家畜保健衛生所に死亡羽数が増えているとの通報があった。飼育されているのは採卵鶏約160羽。簡易検査をし、10羽のうち5羽で陽性反応が出た。
県内の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生すれば2023年3月以来で、これまで県内の養鶏場での鳥インフルエンザ感染事例の中で最も早い時期の発生となる。
遺伝子検査の結果判明は26日午前10時ごろになる見通し。県はこの養鶏場に対し、...
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