実在する住宅関連業者や金融機関をかたり、住宅の間取りなどを聞き出そうとする不審な電話が、新潟市南区で相次いでいる。首都圏で個人宅を狙った強盗事件が多発する中、電話は強盗や空き巣などの下調べの可能性があるとして、新潟県警が注意を呼びかけている。

 新潟南署によると11月6日、南区の個人宅に「リフォームの関係で間取りを教えてほしい」「住宅関連の保険請求の件で確認している。自宅に行く」といった不審電話が複数件あった。その後に強盗や盗みの被害は確認されていない。

 新潟南署では「キャッシュカードの暗証番号や預金額、家族構成、在宅時間帯などの個人情報は、絶対に教えてはいけない。在宅時も必ず鍵をかけてほしい」と求めている。

 県警安全安心推進室によると...

残り105文字(全文:438文字)