
県は6日、燕市燕の工場敷地内の地下水から、基準値(1リットル当たり0・01ミリグラム以下)を超える0・051ミリグラムの鉛が検出されたと発表した。県によると、周辺に水道水源や飲用井戸などはなく、健康被害は確認されていない。
県環境対策課によると、工場を運営する製造業者が9月25日に6地点の観測用井戸から地下水を採取して調べたところ、1地点から基準値を超える鉛が検出された。この工場敷地の地下水からは2009年に基準値を超える鉛が検出されており、定期的に調査していた。工場では鉛は使用していないという。
県は今後、周辺の井戸や地下水を調査し、汚染の広がりがないかを確認する。
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