厚生労働、文部科学両省は、2025年春の卒業予定で就職を希望する大学生の10月1日時点での内定率が、前年比1・9ポイント減の72・9%だったと発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んだ2020年(21年3月卒)以来4年ぶりの減少となったが、1996年の調査開始以降では7番目に高く、厚労省の担当者は「人手不足を背景に依然として高い水準だ」としている。

 厚労省によると、...

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